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べと病R-1~8抵抗性、極濃緑で立性、耐湿性にすぐれる秋・春兼用品種 |
【ホウレンソウ種子】プログレス (サカタのタネ) |
【特長】 |  |
1.べと病R-1~8に抵抗性をもつ。 2.極濃緑、光沢のある剣葉で、葉先がややとがり浅く欠刻が入る。 3.株張りがよく、収量性が高い。 4.草姿は立性で、葉の絡みが少なく収穫調整しやすい。 5.耐湿性が強く、湿害による黄化が出にくい。 |
【適応性】 |
秋まき品種としては比較的じっくり生育するので、冷涼地の9月上旬~中旬まき、および一般地、暖地の9月中旬~10月中旬、2月~3月中旬まきに適しています。土壌適応性が広く耐湿性が強いため、火山灰土から水田裏作まで幅広く栽培することができます。 |
【土づくりと施肥】 |
完熟堆肥の施用と深耕は、ホウレンソウづくりの基本です。とくにハウス栽培の場合は年5~7回播種することになるので、「バイテクバイオエース」などの有機質肥料、完熟堆肥を投入し、地力の低下を防ぎます。直根性の作物ですので、根がスムーズに伸びる土づくりを心がけます。 また、最近葉菜類の硝酸態窒素が問題視されているので、肥料の施用量は適量を守ります。本品種は多量に窒素を施さなくても十分に葉色が濃くなります。 |
【播種】 |
条間15~20cm、株間3~5cmのスジまきとします。水田裏作や排水不良の畑では、排水を確保するため高畝にします。収穫・調整作業が最も労力を要するので、収穫時に無理のない播種体系を心がけます。 |
【病害虫防除】 |
シロオビノメイガ、ハスモンヨトウ、ケナガコナダニなどが問題になります。とくにケナガコナダニは被害に気づいた後の防除では手遅れになる場合がほとんどです。必ず生育初期に予防的な防除を行うようにします。 |
【収穫】 |
適期収穫を心がけます。とくに春どりは秋冬どりに比べて収穫適期が短くなりますので、とり遅れのないように収穫します。 ※ホウレンソウのべと病はレース分化が進み、近年ではその分化も早まっています。新レース発生を予兆することはきわめて困難であることから、抵抗性品種であっても適期の防除を心がけます。 |
【栽培歴】 |
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※時期によっては取り扱いのない場合があります。 メーカー品切れの場合は、おってご連絡いたします。ご了承くださいませ。 |